
妊娠中に死別、ワンオペ、ワーママの抱えすぎママです。
「2歳の子どもを連れてワンオペ新幹線なんて、不安でしかない…」
そんな気持ち、とてもよくわかります。
2歳児はじっとしていないのが仕事。
突然泣き出す、席を立ちたがる、大声を出す…など、乗車前から頭が痛くなりますよね。
私は子どもが3ヶ月の時から年2回は新幹線で大阪に行っています。
年齢が上がっていくにつれて新幹線での移動も難易度が上がっていきました。
しかし、今までの経験から、いくつかのコツさえ押さえれば2歳児との新幹線旅は思いのほかスムーズにいくのだなと感じました。
この記事では、実際にワンオペで新幹線を何度も利用してきた経験をもとに、
「これをやっておけばよかった」「これをやって本当に助かった!」
というものを書いてみました。
座席の選び方から荷物の分け方、子どもの機嫌をキープする方法などをお届けします。
2歳児との新幹線移動はどれほど大変?

「新幹線に乗るのは怖い」と思っている方も多いと思いますが、飛行機と比べると実は新幹線のほうがずっと気楽です。
飛行機は一度乗ると着陸まで逃げ場がありません。
しかし、新幹線なら席を立ってデッキに出ることもできるし、トイレに連れて行くことも簡単です。
こまめに気分転換できるのが新幹線の大きなメリットです。
とはいえ、準備なしに臨むと
「子どもが騒いで周りの目が気になった」「荷物の出し入れでバタバタして疲弊した」
という事態になりかねません。
ちゃんと準備してから乗ることで、親も子どもも快適に過ごせます。
具体的な7つのコツを紹介したいと思います。

コツ① 座席は「特大荷物スペースつき座席」
2歳児と新幹線に乗るなら、特大荷物スペースつき座席を検討してみてください。
この座席は最後部座席の後ろに大きな荷物置きスペースが設けられている座席です。
なぜ特大荷物席が最強なの?
まず、ベビーカーの置き場に困りません。
これはベビーカーを使っているご家庭にとってはメリットだと思います。
通常の席だと折り畳んだベビーカーを座席の前に置くか、デッキに置くかという選択肢しかありません。
しかし特大荷物スペースつき座席なら、折り畳んだベビーカーをそのまま座席後ろの専用スペースに置くことができます。
また、特待荷物スペースの座席は一番後ろにあるのですぐにデッキに出られたりすることもメリットです。
荷物の置き場に困らない
2歳児と移動するとき、荷物は意外と多くなります。
着替え、おむつ、お尻ふき、おもちゃ、お菓子、飲み物……。
普通の座席だとベビーカー+荷物でスペースがなくなってしまいます。
特大荷物専用スペースがあればベビーカーに荷物を乗せたままにしておけるので、足元がすっきりして子どもが動きやすくなります。

最後部座席なので後ろを気にしなくていい
これは見落としがちなポイントです。
子どもと2人で1席だと狭いし、リクライニングしてスペースを広げたいですよね。
最後部の席なら後ろに乗客がいないので、「後ろの人に申し訳ない」というプレッシャーから解放されます。

予約のポイント
特大荷物スペースつき座席は事前予約制です。
当日の乗車はできないため、必ず事前に指定席を予約しましょう。
EXアプリやEX予約からも取れます(EXアプリについては後述します)。
席数が限られているので、旅行が決まったら早めに予約するのがおすすめです。
コツ② 号車は「多目的トイレのある車両」の近く
座席の号車選びも重要です。
結論から言うと、多目的トイレのある車両の近くを選ぶのがおすすめです。
多目的トイレを使うべき理由
新幹線には「多目的トイレ」と「一般トイレ」があります。
一般のトイレは大人ひとりでやっと入れるサイズで、幼児を連れて入るの狭いです。
対して多目的トイレは広さがあり、おむつ替えシートも完備されています。
なので2歳児と一緒に入ることができます。
多目的トイレは全車両にあるわけではなく、特定の号車にしかありません。
その号車の近くの席を確保しておくことで、急なトイレにも慌てず対応できます。
デッキが広い
多目的トイレのある号車はデッキのスペースも比較的広めになっていることが多いです。
子どもがぐずりだしてどうにもならないとき、デッキに出て気分転換させるのにいいです。
デッキが広いと子どもを抱っこしてあやしたり、少し歩かせたりすることができます。
「広いデッキ+多目的トイレ」この組み合わせが最強の避難場所です。
座席にずっといなきゃいけないというプレッシャーが消えるだけで、親の心理的負担がぐっと軽くなります。
コツ③ 荷物は「3種類」に分けて管理する
2歳児連れの旅で地味に大切なのが、荷物の分け方です。
「何がどこに入っているかわからない」状態になると、子どもが泣いているときにバッグをひっくり返すことになり、最悪の状況が生まれます。
荷物を3グループに分類
荷物を貴重品・すぐ使うもの・すぐ使わないもの、で分けておくと便利です。

ミニバッグや貴重品ポーチ:貴重品
財布、スマートフォン、乗車券、保険証など、絶対になくしてはいけないものをここにまとめます。
これは体から離さないよう、ショルダーバッグやウエストポーチなど身に着けて管理すると楽です。
すぐ手の届くバッグ:すぐ使うもの
乗車中に頻繁に取り出すものをここに入れておきます。
- おむつ
- お尻ふき、ウェットティッシュ
- ゴミ袋(小さいビニール袋)
- おやつ・飲み物
- おもちゃや絵本(子どもが好きなもの)
- スマートフォンやタブレット(動画用)
これらは座席に座ってすぐ取り出せる小さめのトートバッグやリュックの取り出しやすいところに入れておきます。
棚の上やベビーカーに乗せず、フックや折りたたみ机の上に置いておき、すぐに使える状態にしておきます。
いつものカバン:すぐ使わないもの
着替え、おむつ(ストック)、宿泊用品など、
乗車中は基本的に使わないものは棚の上に上げるか、ベビーカーに乗せたまま特大荷物スペースに収納します。
乗車中はほぼ触らないものなので、取り出しやすさよりも邪魔にならないことを優先しています。
なぜこの分け方がいいのか
子どもがぐずりだしたとき、おやつなど欲しがった時——
そういう瞬間は突然やってきます。
そのとき「どこ何が入っていたっけ」とすぐに取り出せずにドタバタすることになります。
あらかじめ「すぐ使うバッグ」を決めておくだけで、スムーズにことが進みます。
「おむつを変えよう」→すぐ使うバッグを開けてすぐ出てくる。
これだけで焦りが全然違います。
コツ④ 予約・購入はEXアプリが楽
私は新幹線の予約に、EXアプリ(エクスプレス予約アプリ)を使っています。
EXアプリはJR東海・JR西日本が提供するスマートフォンアプリで、東海道・山陽・九州新幹線の指定席をスマホから予約・変更・購入できます。

子連れ旅にEXアプリが特に便利な理由
いつでもどこでもサクッと予約変更できます
子ども連れの旅程は変更になることが多いです。
体調が悪くなった、出発が遅れた、急に乗る便を変えたい……。
EXアプリなら乗車前ならいつでも無料で変更できます(早割などの特別なきっぷを除く)。
窓口に並ばなくていいのは本当に助かります。
スマートEXと交通系カードを紐付けすれば、改札をスマホや交通系カードをタッチするだけで入ることができる
紙の切符を持ち歩かなくていいのも大きなメリットです。
幼児を抱っこしながらや荷物を持ちながら切符を探す必要がなく、スマホやカードをかざすだけで改札を通れます。
座席の選択が簡単
前述した「特大荷物スペースつき座席」「多目的トイレ近くの号車」を選ぶ際も、アプリ上で号車・席番・設備を確認しながら予約できます。
子ども料金にも対応
6歳未満の子どもは指定席に乗る場合を除き基本的に無料ですが、席を確保したい場合は子ども料金が発生します。
アプリで一括管理できるので、支払いや確認がスムーズです。
EXアプリの始め方
EXアプリは対応のクレジットカードと交通系ICカードの登録をすればすぐに利用できます。旅行までに登録しておくことをおすすめします。
コツ⑤ 乗車時間はご飯やおやつの時間に合わせる
これはかなり効果が大きいと思っています。
乗車時間を食事・おやつの時間に重ねると、子どもが食べることに集中するので時間が稼げます。

「食べている間」は静かにしてくれる
2歳児にとって食べることは一大イベントです。
食べているとき、子どもは驚くほど集中してくれます。
この「食事時間」を乗車中に取り入れることで移動までの時間稼ぐことができます。
たとえば新大阪〜東京は約2時間半。
その間に昼ごはんとおやつタイムを組み込めば、食べている時間だけで30〜40分は稼げます。
動画と組み合わせれば、さらに時間を引き延ばすことができます。
また、「食べるイベント」を複数回に分けて配置すると、ぐずりの予防になります。
コツ⑥ 車内での食事は「手づかみ食べできるもの」
「どんな食事を持っていくか」も大切です。
お弁当より手に持って食べられるものがおすすめです。

おにぎり・パンが最強な理由
テーブルが小さい
新幹線のテーブルは思ったより小さいです。
大人がお弁当を広げてもギリギリなのに、
子ども用の水分、ウェットティッシュ、おもちゃ……
と置くものが増えると、あっという間にテーブルが埋まります。
おにぎりやパンなら、そのまま手に持って食べられるのでテーブルを使わずに済みます。
または、テーブルに少しだけ置いてサッと食べ終えられます。
ゴミが少ない
お弁当は食べ終わった後にプラスチック容器という大きなゴミが出ます。
新幹線内にゴミ箱はありますが、捨てにいくのも面倒ですし、下車まで持ち続けるのはなかなか苦痛です。
おにぎりやパンは包み紙だけなのでゴミが最小限で済みます。
持参したゴミ袋(荷物の「すぐ使うもの」に入れておいたもの)にまとめてすっきり片付きます。
こぼれにくい
汁物や細かいおかずは、2歳児が食べるとこぼれがちです。
車内でこぼすとシートや床を汚してしまい、後始末が大変です。
手に持って食べるものは比較的こぼれにくいため、衣服や周りを汚すリスクが低くなります。
コツ⑦ 動画を活用する
動画を見せることは、公共交通機関での移動においては非常に有効な手段だと思っています。
私は移動時は遠慮せず活用しています。
動画は「移動中の最終手段」ではなく「有力な選択肢のひとつ」だと思っています。
「スマホばかり見せてはいけない」という気持ちはわかりますし、私自身いつも葛藤しているところ。
しかし、旅行中のある時間帯だけ見せることが「画面中毒」につながるわけではないと思います。
日常的に節度を持って付き合っているなら、特別な場面での例外的な活用は問題ないと思っています。

動画は事前にダウンロードしておくと便利
事前にダウンロードしておくのがおすすめです。
新幹線内はトンネルも多く、電波が不安定な区間もあります。
Netflixや Amazon Prime、YouTubeプレミアムなどでは事前にダウンロードできます。
子どもの好きな動画を用意しておきましょう。

スタンドを使うと便利
スマホやタブレットをテーブルに立てかけられるスタンドがあると、親が持ち続けなくてすむので腕が楽になります。
また、子どもの画面に近づきすぎにも役立ちます。

乗車前にやっておくべきこと・持ち物チェックリスト
乗車前の準備チェックリスト
- 特大荷物スペースつき座席を予約
- 号車は多目的トイレに近い位置か確認
- 動画を事前ダウンロード
- おやつ・食事の準備(手持ちタイプのもの)
- おむつは多めに準備(移動中のストックも)
- ゴミ袋(小さいビニール袋を数枚)
- ウェットティッシュ(お尻ふき兼用でもOK)
- 子どもの好きなおもちゃ・絵本(小さいもの)
- (モバイルバッテリー)
荷物の分け方チェックリスト
- 貴重品バッグ:財布・スマホ・乗車票・保険証
- すぐ使うバッグ:おむつ・お尻ふき・手ふき・ゴミ袋・おやつ・おもちゃ・スマホ(動画用)
- 預け荷物(棚or特大スペース):着替え・おむつのストック・宿泊用品
よくある失敗とその対策
子どもがぐずって収拾がつかなくなった
デッキへ出ましょう。
気分転換が一番です。
デッキで少し歩かせる、窓から景色を見せるだけで落ち着くことも多いです。
おむつ替えの場所がわからない
乗車前に多目的トイレの場所を確認しておくとスムーズです。
また、車内アナウンスや座席前の号車表示を見ておくと安心です。
おやつを持ってくるのを忘れた
お子さんの食べれるものにもよりますが、駅構内で調達もできるとおもいます。
大きな新幹線の駅には大体コンビニやキオスクがあります。
改札内にもあることが多いので、乗車前に確認しておくと安心です。
ベビーカーが大きくて電車に乗り込みにくかった
座席のドアに近い場所に並ぶとスムーズです。
また、最後の方に並んでおいた方が、後ろを待たせていると焦らずに乗せることができます。
まとめ:ワンオペで2歳児との新幹線は準備しておけばできる!
2歳児とワンオペで新幹線に乗ることはできます。
ポイントを押さえた準備をするだけで、親も子どもも笑顔で過ごせる旅になります。
最後に7つのコツをまとめておきます。
- 座席は特大荷物スペースつき座席
→ ベビーカーを置けて、最後部で後ろを気にしなくていい - 号車は多目的トイレのある車両の近く
→ トイレ対応がスムーズ、デッキも広い - 荷物は3グループに分けて管理
→焦ったときでもすぐ取り出せる - 予約はEXアプリで
→変更自由、スマホで改札通過、座席選びが楽 - 乗車時間をご飯・おやつの時間に合わせる
→ 食べることで時間を稼ぐ - 食事は手に持って食べられるもの
→ テーブルを圧迫せず、ゴミも少ない - 動画を活用する
→ 事前ダウンロードと小さいスタンドがあれば完璧

初めての新幹線は緊張するかもしれませんが、一度うまくいくと「あ、意外と大丈夫だった!」と感じ、自信につながります。
新幹線での移動経験のある方は、どれか一つだけでも取り入れてみると、きっとこれまでよりも違う体験になると思います。
ぜひ、この記事を参考に2歳児との新幹線旅を楽しんでみてください。
よい旅になりますように。

